エステサロンでの施術は契約を締結した上で行いますが、期間が1ヶ月を上回り、金額が5万円を超える内容の契約を締結した場合は、契約書が交付されてから8日以内であれば、利用者はクーリングオフ制度を適用して一方的に契約を解除することができます。ここで疑問となるのは、施術料金をクレジットカード決済にした場合もクーリングオフの対象となるのかということですが、もちろんクレジットカード決済を行ったとしても、5万円を超える額を支払うことになっているのであれば、契約を解除することが可能です。

クレジットカード決済を行って代金を支払ったサービスに対してクーリングオフ制度を利用する場合は、エステサロンに契約の解除を通知する文書を郵送するとともに、使用したクレジットカードを発行している信販会社に対しても同じ内容の文書を送付しましょう。郵送する際には、普通郵便のようにポストに投函することはせず、文書を送付した事実を証拠として残すために書留や特定記録、内容証明などの特殊取扱郵便にして配達してもらうことと、送付後に返金が無いなどのトラブルが起きたときのために作成した文書や郵便局から受け取る控えのコピーをとっておくことを忘れないようにしましょう。

なお、エステサロンの中には、利用者にクーリングオフを適用させないようにするために何らかの措置を講じていることがありますが、この制度は消費者契約法に基づくものであるので、要件を満たしているのであれば堂々と制度を行使して解約をしましょう。

もし、自分で契約解除が可能か判断ができないのであれば、消費生活センターや弁護士などの専門家のところで相談しましょう。